Tuesday, February 14, 2006

Miscellaneous Thoughts on My Tunes


首都圏の人々に比べればたいしたことないのかもしれないが、まあまあ遠距離通勤の私である。ほとんど電車で通うが、週1回は自動車で行くことにしている。本や資料がかさばると自動車が便利である。自動車ではラジオを聞いている。Love-FM(76.1)。

毎 月、Love-FMではその月の一押しの曲が繰り返し放送される。先月のCOOL CUTSは、Monkey MajikのFlyであった。いかしたアコースティックのイントロに、なんかどっかで聞いたことがあるような、と思ったものである。しかしやがて歌詞が英 語から日本語に変わる頃には、ふ〜んとはまってしまった。なんとなく眺めていた「西遊記」(フジ系)で、かれらの別の曲が挿入されているのを見た時は、な んと因果なバンド名だなと思ってしまった。

マチャアキの「西遊記」(日テレ系)の放映開始直後かそれ以前か、すでにサウンドトラックの GODIEGOのアルバムは音楽好きには有名であり、「LPレコー ド」が回覧されていた。その後しばらくして彼らはアイドルになっていた。私は高校1年であった。高校へは電車で通った。その私鉄の駅までは自転車。ドロッ プ ハンドルのそれですっ飛ばしたものである。

さ て、先週の土曜日、妻とCHARのコンサートに出かけた。デビュー30周年らしく、われわれのファン歴もおよそ30年となった。彼のFirstおよび Secondには、SmokyやShinin' You, Shinin' Day、それにTokyo Nightなど名曲がおさめられている。これらの曲の歌詞はすべて英語で書かれている。それらにまじって実は数多くの日本語歌詞の曲が含まれている。その 歌詞のほとんどは2005年7月に逝去したNSPの天野滋氏によって書かれたものであった。

開始後数曲目、「かげろう」が演奏された。

またがる自転車風を切り
駅まで時間においつめられて
僕は肩で息をする
暑い空気がのどにつかえる
風が吹き上げて ふりかえってみると
街のけしきが ゆれている



なぜだか涙がとめどなく流れた。高校1年、自転車をすっ飛ばす自分が思い出された。もう30年近くもこの人のplayを聞いている。そしてこの歌詞を書いた人はもう亡くなっていた。何がなんだか分からなかった。とんでもなく遠くに来てしまったような気がした。

天 野氏追悼がコンセプトを形成しているのであろう。日本語歌詞の曲がいつになく多かった。とはいえ、いつものように音楽以外のほとんどすべてが排除された ステージである。むかしに比べるとMCもあるにはあるが、それはあるという程度である。音すらも少ない、と思う。Charは空間のアーティストである。音 の構成力が生命線だとつねづね思っている。同じ曲をやっても他のギタリストよりも音数は少ないはずである。

3 月号の『PLAYBOY』 は、John Coltraneの40ページに渡る特集であった。記事はもちろん、写真もよかった。初心者にはこのような特集がありがたい。それにしてもつくづく、 ミュージシャンは写真写りだなと思う。今月号の雑誌の表紙は、Blue Trainのジャケットに使われた写真であるが、この写真だけでこの音楽はすごいに違いないと十分思える。

特集の中で、Coltrane とJimi Hendlixとの音楽的接点を解説しているものがあった。ともにインド、アフリカ音楽に傾倒している。両者ともにその摂取において苦難のプロセスを経験 している点でも共通している。記事には出ていなかったが、いうまでもなくそのimprovisationという演奏スタイルでも両者には共通したものがあ る。

親不孝通りDrum Rogos、3時間に及んだコンサート、アンコール最後の曲は、Purple Hazeであった。

3 Comments:

At 2/17/2006 12:49 AM, Anonymous boff said...

3月号の『PLAYBOY』がなぜか見当たりません。
明日は本気で探します。

 
At 2/17/2006 10:45 AM, Blogger speedy said...

あまりにかっこ良くて、一瞬『PLAYBOY』に見えませんから注意して下さい。

 
At 2/18/2006 1:08 AM, Anonymous boff said...

ようやく発見しました。
(いったいどこを見ていたのか?)

「おまけ」・・・・ダメですね~、あれ。
またNYに行きたくなっちゃいました。

 

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