Thursday, February 16, 2006

The Century of Senior Citizens


今 日は確定申告初日。確定申告を要するほどに年収があるわけではないが、通称、住宅取得減税(正式には住宅借入金等特別控除)を申告する為に、市の生涯教 育センターに向かった。購入した年に申告すれば給与所得者の場合は自動的に継続されるが、私のように一度非居住者になると、適用を受ける為にはもう一度申 告が必要となる。最初の申告から4年経ったが、便利になった。インターネット上で必要情報を入力すると、自動的に計算してくれるし、還付額も教えてくれ た。そのままネット上で申告も可能だが、これはソフトをダウンロードし、登録も必要ということなので、かえって面倒と思い、出力だけを行った。

さ て、開始時間の20分ほど前に会場に行くと、門の前にはすでに100人近い人がならんでいた。90%はお年寄りである。待合室のお年寄臭が気になった。 i-podをつっこんで本を読んでいたので、音はそれほど気にならなかったが、順番が近づきイヤホンを外すと、あまり感じたことのないリズムの音が遠慮な く襲ってきた。ほとんどのお年寄りの会話は意味不明であった(聞き取ろうともしていない)が、音だけは大きかった。それにしても、わたしでも面倒に思える 申告、どういう内容かはわからないが、これほどのお年寄りがやってきて相談を受けつつ行わなければならないとしたら、システムに欠陥があると言わざるを得 ない。もっと合理的で簡素であるべきはずである。

ところで先日、妻と昼食をとりに温泉センターのレストランへと向かった。その前日に行っ た美容院でその評判を聞いたからである。くるまで10分程度である が、温泉センターの存在自体知らなかった。ものすごい数の客でごった返していた。平日の昼間である。ちなみに温泉センターの回りは見渡す限りの田園地帯で ある。結局お目当てのバイキングレストランには入れず、和食のレストラン(大広間の宴会場を利用した感じ)に入ったが、こちらも客が多く、昼間から酒を飲 んでいる人などで溢れていた。

どう解釈して良いのか分からず、ぐるぐると首を動かしては、まわりの光景を確認したが、事態を把握するには いたらなかった。はっきりとしていることは、ほ とんどがすでにリタイアした老人達であるということである。ちなみに食事の料金は日替わりのランチでひとり1000円と決して安いとは思えない。温泉その 他をふくめるとそれなりの金額が必要だと思われる。それにしても老人達の食欲は旺盛で、かなりのスピードで料理をたいらげている様子であった。

な かなかにいいご身分ではないか。格差が広がったとはいえ、これだけの人々が昼間っから温泉センターに行って、1000円のランチを食べているというの は、たいしたものだと思ったりした。しかし、これが最高の道楽だとしたらどうなるのか、と新たな疑問も持ち上がるのであった。

それにしてもこの温泉センター、完璧にお年寄りに照準を合わせて、すべてのテイストを統一していた。マス媒体を用いた広告などないが、どうやら地域限定の旅行マガジンなどでは評価が高いらしい。したたかなマーケッターがいるようだ、「花立山温泉」。

2 Comments:

At 2/17/2006 12:58 AM, Anonymous boff said...

会社に『「都心衰退」その実体と再生の芽-2006年版 九州経済白書』(九州経済調査協会、2006年)が何気においてあったので、パラパラと斜め読みをしてましたら、最終的には「高齢者を都心に呼び戻せ」的な結論も。
もしかしたらもっと身近に「あまり感じたことのないリズム」が襲ってくるかもしれません。

 
At 2/17/2006 10:39 AM, Blogger speedy said...

九州経済白書に対する評価、新聞社によって微妙ですね。日経は特集まで組んで解説をしていますが、朝日は小バカにしていました。見てみようと思います。少しは関係するでしょう。我々のプロジェクトに。

 

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